2014年6月6日金曜日

武術

「武」の道を極めたいと思っています。

人生でひとつだけ欲しいものを選べ、と言われたらこれを選ぶかもしれません。



武術は面白い。武術は奥が深い。


武術を通じて、体について、心について、そして生き方について多くのことを学びました。そもそも治療の仕事を始めたのも武術がきっかけの一つでした。「体を治すこと」と「体を壊すこと」は「体を深く知る」という同じコインの裏表。どちらかの技が深まれば、もう一方の技も深まる。そう考えています。

見よう見真似で空手や中国武術を学ぶことから始まって、合気道、大東流合気柔術、神道夢想流杖術、カポエイラ、ロシアの軍隊格闘術システマ、戸隠流忍術など、様々な武術を学んできました。色々やったと言っても、どれも少しずつかじっだけで全く大成していませんが、どの流派から入っても、「ほんもの」の達人の動きは、力みがなく、無駄がなくて、自然体で美しい。自分もそうありたいと思います。

打撃や関節技など徒手格闘術だけでなく、刀や杖、ナイフや銃などの武器術などもやりました。でも結局のところ、一番「強い」人とは「闘わない」人なのだろうな、と思うようになりました。「出会う人全てを味方につける」。それが最高の「武」の技なのかもしれないな、と最近感じています。




一生をかけて、この身と心を磨いてゆきたいと思います。



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